金曜の帰り道、スーパーの前を通り過ぎます。
野菜を買うために店に寄る、ということがほとんどなくなりました。らでぃっしゅぼーやの定期宅配を週1回、6年以上使っています。ヤマト運輸で届きます。
先に、いちばん大事なことを書いておきます。
先に、いちばん大事なことをお伝えします。このサービスは高いです。同じ種類の野菜を近所のスーパーで買えば、もっと安く済みます。産地や育て方が違うので単純な比較にはならないのですが、支払う金額としては、はっきり高い。6年以上続けたいまも、そこは変わりません。
だから、食費を抑えることがいちばんの目的なら、ほかのサービスのほうが力になってくれます。ここがいちばんという方は、この先を読むより、そちらを探すほうが早いと思います。先にお伝えしておきたかったので、いちばん上に書きました。
それでも私は6年以上払い続けていて、これからも続けるつもりです。その理由を、6年以上の口コミとして書きます。
高い、でも続いている。理由は2つでした
始めたときの決め手は、受け取れる時間に届くかどうかでした。味でも値段でもなく、そこだけで決めています。──そして続いている理由は、また別にあります。
帰りが遅い日は、そこに「スーパーに寄る」が1工程乗るだけで、その日の夕飯は詰みます。
日時を指定して受け取れる、というだけのことが、当時はありがたかった。
そして6年以上やって残った理由は、結局2つでした。週1回、宅配便で届くこと。それと、届いたものを確認しなくて済むこと。順番に書きます。

週1回、宅配便で届く。それだけで買い物が消える
ヤマト運輸で、冷凍と冷蔵の2箱で届きます。冷凍の箱は冷凍のものだけ、冷蔵の箱には冷蔵と常温がまとめて入っています。雑貨も冷蔵の箱の中で、銀色のビニール袋に入って届きます。中身は洗剤のこともあれば、食器のこともあります。

温度帯が違うものも、受け取るのは2箱です。


週1回、家に届く。それだけで買い物という工程が生活から抜けます。

「ネットスーパーでもいいのでは」と思われそうですが、私には別物でした。ネットスーパーは注文するときに何を買うか決めなければいけません。定期宅配は、私が選んだコースでは、こちらが毎回ゼロから決めなくても届きます。決める回数が違うんですよね。
疲れている日に効くのは、運ぶ手間が減ることより、考えることが減ることでした。
届いたものを、確認しなくて済む
2つめは、選ぶ手間のほうです。
私たちはスーパーで、裏の表示を見てから買う家です。1つ2つならいいのですが、買い物のたびに全部やるのは無理でした。買う点数ぶん増えるので、時間が読めない日はここが最初に削られる。
らでぃっしゅぼーやは、農薬や化学肥料の使い方について自社の基準を公開しています。私が6年以上受け取ってきた範囲でも、加工品は原材料表示が短いものが多かった。だから届いたものを、いちいち確認しなくていい。
そして正直に言うと、おいしいんです。安心して使えるものが届いて、しかもおいしい。私にはこれで十分満足でした。この「確認しなくていい」と「おいしい」の2つが、差額ぶんの価値だと判断しました。
念のため書いておくと、有機だから健康になる、という話ではありません。そういう効果を主張するつもりはないです。長い目で見て、口に入るものにお金を使うと私たちが決めた、というだけの話です。気にしない家庭はそれで全然いいと思います。
有機野菜の宅配、ではありません
始める前にいちばん誤解していたのが、ここでした。有機野菜だけが箱で届くサービスだと思っていたんです。
違いました。有機の野菜も届きますが、それだけではありません。そして、そもそも野菜以外がたくさん届きます。

直近1年ぶんの履歴を見返したら、200品目を超えていました。実際に頼んでいるものを並べると、こうなります。

- 野菜 — きゅうり、ミニトマト、小松菜、ピーマン、ブロッコリー、人参、玉ねぎ、まいたけ、ぶなしめじ、ベビーリーフ、大葉
- たまご — 10個入りと6個入り。厚焼きたまごも
- 乳製品 — 牛乳、ヨーグルト、豆乳グルト
- 大豆のもの — 納豆、ミニとうふ
- 魚 — 炭火いわし、しらす干し、さんま、秋さけ切身、蒸しかき
- 肉 — 鶏ミンチ、ささみ、鶏だんご
- 惣菜・加工品 — チャーハン、ピラフ、ひじき煮、ツナフレーク、春巻き、おとうふ揚げ
- 米と調味料 — 玄米、味噌、しょうが焼きのたれ
- 雑貨 — 食器用洗剤、ポリラップ
つまり「有機野菜の宅配」ではなく、有機の野菜も扱っている食材の宅配でした。ここを勘違いしていると、届いた箱を開けたときに「思っていたのと違う」になります。
私にとってはむしろ良い誤算でした。野菜だけが届くのだとしたら、買い物の工程は消えません。卵も納豆も魚も、洗剤まで届くから、スーパーに寄らなくて済んでいるわけで。
惣菜や加工品もそれなりに頼んでいます。素材だけで平日を回せるほど、私たちに余裕はありません。温めて出せるものが混ざっているから続いている、というのが正直なところです。
野菜のセットは、頼むのをやめました
はじめは野菜がセットになったものも頼んでいました。いまは頼んでいません。
珍しい野菜や、かぼちゃのように下ごしらえが重いものが多かったからです。届くこと自体はうれしいのですが、平日の夜に「これをどうするか」から考え始めると、たいてい手が止まります。そのまま週の後半まで冷蔵庫に残りました。
もったいない話でもあります。スーパーに並んでいない野菜に出会えるのは、あれはあれで貴重な経験でした。ただ、いまの私たちの生活には重かった。
いまは自分で選ぶ形にしています。同じサービスでも、頼み方を変えると続けやすさがかなり変わるというのは、6年以上やって分かったことのひとつです。合わないと感じたときに、やめる前に頼み方を変えてみる手はあると思います。
余談ですが、ここのおせちは本当においしいです。これは値段のことを忘れました。
調理済みの宅食とは、役割がまったく違う
私たちは宅食も併用しています。同じ「宅配」でも、やってくれることが正反対だからです。

| らでぃっしゅぼーや | 調理済みの宅食 | |
|---|---|---|
| 届くもの | 食材 | 完成した惣菜 |
| 必要な作業 | しっかり調理が必要 | 温めるだけ |
| 必要な時間 | ある程度まとまった時間 | 数分 |
| 使う日 | 作れる日 | 作りたくない日 |
らでぃっしゅぼーやは食材が届くので、調理は自分の仕事です。まとまった時間が取れない日には使えません。
実際に頼んでいる宅食のほうはシェフの無添つくりおきの口コミ|原材料まで見返した正直レビューに、作らない日をどう埋めているかは夕飯を作りたくない日の逃げ道7つ|料理がめんどくさい夜の私の実例に書きました。
併用しているのはこちらです。
6年前に比べたときの話
始めるとき、パルシステムとも比べました。
ただ、当時どちらがどうだったかを正確には覚えていないので、条件の比較は、いまの公式サイトを見ていただくのがいちばん確かです。6年前の記憶で他社の条件を書くと、たぶん間違えます。両社とも今の条件は公式サイトに出ています。
覚えているのは、受け取れる時間に届くかどうかを、味や値段より先の条件にしたということだけです。そして続くかどうかは、そこで決まりました。
申し込み口は2つあります。まず1回だけ試すなら1人1回限りのおためしセット、最初から続ける前提なら定期宅配のはじめてコースです。
食材が届くことが、そのまま欠点になる人
向かない条件は3つあって、どれも「調理済みの宅食なら起きないこと」です。

食費を抑えたい方。冒頭に書いたとおり高いです。工夫でどうにかなる部分ではないので、最優先が安さなら別のサービスを見たほうが早いと思います。
平日に台所に立てる日が、週に1〜2日もない方。食材が届くので、調理は自分でやることになります。「宅配だから楽になる」と思って始めると、調理する時間ぶんは残ったままです。このサービスは先に外していいと思います。調理済みのものが届くタイプのほうが合います。
私が併用しているのは、原材料を絞ったこちらです。
献立を考えたくない方。素材が届くので、何を作るかは自分で決めます。献立を決めること自体が負担なら、惣菜が届くタイプのほうが向いています。
逆に、買い物に行く時間が取れない方と、買うときに表示を確認するのが面倒になっている方には刺さると思います。私がそうでした。
6年以上使っていて、いまだに引っかかるところ
「高い」って、具体的にどれくらい?
ここは目安で書きます。直近1年ぶんの注文履歴を数えました。
1回あたり、だいたい1万5千円前後です。少ない回は1万円台前半、米や調味料をまとめて買った回は2万円を超えます。

品物の単価は、こんな感じです(2026年8月時点)。
| 品物 | 価格(税込) |
|---|---|
| きゅうり400g | 531円 |
| ミニトマト | 437円 |
| まいたけ | 289円 |
| 純国産鶏さくらたまご10個 | 385円 |
| 国産納豆・ひきわり4P | 205円 |
| 北海道産 ふっくら炭火いわし | 646円 |
これを見て高いと思ったなら、その感覚で合っています。私も6年以上ずっとそう思っています。この単価を見たうえで、この記事の残りを読むかどうか決めてもらうのがいちばん早いです。
なお価格は毎週変わりますし、選ぶ内容と量でも変わります。いま申し込む方の金額にはならないので、目安として見てください。
数えてみて、自分でも知らなかったこと
「週1回のコースだから毎週来るもの」だと思い込んでいました。違いました。
1年ぶんを数えたら、5週に1週くらいは注文していませんでした!
理由を思い出すと、だいたいこの4つでした。
- 前の週の食材が余っていた
- 外食が増えていた週
- ファストフードで済ませた週
- 家を空けていた週
自分では「毎週頼んでいる」つもりだったので、数えるまで気づきませんでした。ちなみにここ2か月ほどは毎週頼んでいます。
飛ばし方の条件は公式サイトで確認してください。
よく頼んでいるものは、だいたい決まっていました
200品目を超えて頼んでいましたが、数えてみると上位はかなり偏っていました。
納豆、ミニトマト、豆腐、きゅうり、小松菜、牛乳、たまご。この7つが、ほぼ毎回入っていました。
つまり同じものを繰り返し頼んでいるだけでした。「何を買うか」で悩んでいないのは、たぶんこれが理由です。
今回の回で届いた定番は、らでぃっしゅぼーやの国産納豆ひきわり、ミニトマト、きゅうりの3つでした。小松菜は今回は頼まず、たまごは撮り忘れています。



ただ、このうち牛乳は、いまは頼んでいません。飲む量が減って、近くのスーパーで小さいものを時々買う形に変わりました。続けていると、定番のほうが入れ替わります。
やめたのは牛乳だけで、乳製品そのものをやめたわけではありません。豆乳グルトは、いまも定番のまま頼んでいます。

この中のミニ豆腐には、食べ方のくせがあります。パックを開けて、真ん中に丸を作って掘って、そこに醤油を入れるのが私は好きでした。いまは醤油もつけていません。何もこれ以上付け足さず、これで十分な味わいだと思います。

調理済みの宅配と一緒に食卓へ出すこともあります。素材の定期便を続けていると、こういう「一品足す」使い方ができるのは利点だと思っています。
宅食を始めて、合計はどうなったか
いまは調理済みの宅食も併用しています。金額がどうなったかも、数字で出しておきます。
直近のらでぃっしゅぼーやは1回あたり1万4千円くらい。ここに宅食が乗るので、合計はおよそ2万円になります。
宅食を始める前は1回あたり1万6千円台でした。つまり週あたり4千円ほど増えて、そのぶん「作らない日」が生まれているという計算になります。
楽になったぶんは、お金で払っています。増えたぶんをどう見るかは、その家の事情次第だと思います。
6年以上たっても飽きたり、やめたくなったりしなかった?
やめようと思ったのは、値段のことを考えたときだけです。
中身に不満が出たことは、6年以上で一度もありませんでした。届いたものをそのまま使えて、しかもおいしい。確認の工程を省けることが、私にとっての「安心して手を抜ける」でした。これは6年以上やって崩れなかったので、これからも変わらないと思います。
この記事の情報について
この記事は運営者が週1回の定期宅配を6年以上利用してきた記録です。サービスの条件については2026年8月16日時点を前提にしています。
感想・評価・向き不向きの判断は、すべて運営者の独自判断によるものです。サービス提供元の見解ではありません。合うかどうかは家庭の事情によって変わりますので、ご自身の条件に当てはめて判断してください。
価格・コース内容・送料・対応エリアなどは変更されますし、選ぶ内容によって金額も変わります。申し込む前に必ず公式サイトで最新の情報をご確認ください。この記事は情報が変わり次第、更新していきます。
始めるときに比較した他社の条件は、当時の記憶が古いので、両社の公式サイトで見てもらう形にしました。
まとめ|高いという欠点を、時間で払っている
6年以上つづけた結論は、金額を時間で払っているということです。
スーパーに行く回数がほとんどゼロになって、裏の表示を見る時間もゼロになった。その2つと差額を交換している、というだけの話です。差額のほうが大きいと感じていたら、私も解約していたと思います。
意志で買い物を減らしたのではなく、届く仕組みに買い物をやめさせた。6年以上続いた理由は、たぶんそこです。
6年以上経っても、届いたものはそのまま使えて、おいしい。私にはそれで満足です。だから、たぶんこれからも続けます。
コースも価格も選ぶ内容で変わりますし、6年以上のあいだにも変わっています。いま申し込む方の金額は私の履歴からは出せませんので、公式サイトで確認してください。まず1回頼んで、自分の家の量で計算するのがいちばん早いです。
どちらから入っても中身は同じサービスです。1回ぶんの量と金額を自分の家で確かめたいならおためし、もう続けると決めているなら定期宅配が早いと思います。
※食材が届くだけでは平日は埋まりません。作らない日をどう埋めているかは夕飯を作りたくない日の逃げ道7つ|料理がめんどくさい夜の私の実例に書いています。

