平日、家に着いてからが本番です。
夕飯を作って、家族の食事の支度をして、洗い物をして。
で、ある日冷蔵庫の前で「今日はもう無理だな」と思って、夕食を宅配に切り替えることを決めました。
この記事は、そのときに主要5社を本気で比較検討した内容のまとめです。同じように「帰宅が遅い」「作る気力がない」という方の検討材料になれば。
先に結論だけ書くと、選び方の分かれ目は「冷蔵か冷凍か」です。
ここを間違えると、せっかく頼んでも生活に合わなくてやめることになります。私も比較を始めるまでは値段ばかり見ていました。
※この5社の情報は、公式サイトを同じ条件で並べた調査です。実際に注文したのは1社(シェフの無添つくりおき)だけで、そちらは写真つきの実食レビューを別記事にしています。残り4社は公式サイトを調べた内容です。実際に使ったのは1社です。
※価格・キャンペーンはすべて2026年8月10日時点(ワタミの宅食ダイレクトのみ2026年8月15日時点)で確認したものです。この手の条件はよく変わるので、申し込む前に必ず各公式サイトで最新を確認してください。
宅配食は冷蔵と冷凍、どっちを選ぶ?
宅配で夕食を頼むとき、実は大きく2タイプに分かれます。
冷蔵タイプ(お惣菜がまとめて届く)
味が家庭料理に近い。レンジ2分で食卓に出せる。
ただし賞味期限が短くて、届いてから3〜4日です。週1回まとめて届くので、平日ほぼ毎日使う人向け。家族で取り分けるのにも向いてます。
冷凍タイプ(1食ずつの宅配弁当で届く)
こっちは数週間〜数ヶ月もつ。食べたい日だけチンすればいい。一般に「宅配弁当」と呼ばれているのはこのタイプです。
そのかわり冷凍庫をかなり占領します。あと解凍はレンジ5〜7分と、冷蔵よりちょっと待つ。

まとめると、帰宅時間が日によってバラバラなら冷凍。平日は毎日頼りたいなら冷蔵。これが基本です。
冷蔵タイプの中身を先に見たい方はこちらです。2回受け取って分かったことはつくりおき宅配は2回目で分かるに書きました。

我が家は平日の夕食をほぼ任せたい派で、しかも口に入るものの中身を気にする方なので、まず冷蔵の無添加系から試すことにしました。
宅配食おすすめ5社の比較表
| サービス | タイプ | 通常価格(税込) | 1食あたりの目安 | 送料 |
|---|---|---|---|---|
| シェフの無添つくりおき | 冷蔵 | 食卓サポートプラン 5,173円(主菜2+副菜3) | 約1,030円(送料込み・6人前で計算) | 990円 |
| ツクリオ(旧つくりおき.jp) | 冷蔵 | 2人前×週3食 7,990円/4人前×週3食 9,990円 | 1,331円/832円 | 無料 |
| nosh(ナッシュ) | 冷凍 | 6食 4,318円(4プラン: 6〜12食) | 719円 | 1,023〜1,918円(地域別) |
| 三ツ星ファーム | 冷凍 | 7食 6,485円 / 21食 14,918円 | 927円 / 711円 | 990円(北海道・沖縄は2,500円) |
| ワタミの宅食ダイレクト | 冷凍 | いつでも三菜 10食 4,744円(定期・選べるセット) | 475円 | 880〜2,420円(地域別) |
※2026年8月10日時点(ワタミの宅食ダイレクトのみ2026年8月15日時点)の通常価格ベースです。キャンペーンでけっこう変わるので、最新は各公式サイトで確認してください。
※「1食あたり」の数え方は、じつは各社で違います。シェフの無添つくりおきは公式想定(大人2名+幼児1名の2日分=6人前)で割った送料込みの金額、ツクリオは想定人数×食数、nosh・三ツ星ファーム・ワタミの宅食ダイレクトは1食ずつの弁当なので1個あたり(いずれも送料別)。同じ列に並んでいても中身が違うので、比べるときは自分の家の人数と送料で計算し直してください。

ひとつ注意点。冷凍タイプは送料の地域差が大きいです。1食の値段だけ見て決めると、届いてから「あれ、思ったより高い」となります。noshは地域によって送料が倍近く違いますし、ワタミの宅食ダイレクトも880円から2,420円まで2.7倍ほど開きます。自分の地域で計算し直すのがおすすめです。

初回だけ安いのは各社共通
どこも初回は割引があります。以下はすべて2026年8月10日時点(ワタミの宅食ダイレクトのみ2026年8月15日時点)の条件です。ざっくり言うと、
- シェフの無添つくりおき: 初回は商品が26%OFF+送料無料で3,799円(食卓サポートプランの場合。運営者の実際の注文明細で確認)
- ワタミの宅食ダイレクト: はじめて利用する人限定のお試し割。いつでも三菜10食が3,990円(1食399円)、いつでも五菜10食が4,990円(1食499円)(一人1セット・1回限り。送料は別途)
- 三ツ星ファーム: 14食・21食コースは初回送料無料(7食コースは初回から送料あり)
- nosh: 時期によって初回クーポンあり
なので「1週間だけ試す」のは、どこもかなり安くできます。ただし継続すると通常価格に戻るので、2回目以降の金額で判断するのが失敗しないコツです。
私が頼んだシェフの無添つくりおきで言うと、初回3,799円に対して2回目以降は5,173円+送料990円=1回6,163円。クーポンを使わない回は、この金額になります(2026年8月8日お届け分の実際の注文明細より)。
※私が受け取った回の一部には、初回注文時に配られたクーポン(1,000円OFF)が使われていて、そのときの支払いは5,083円でした。このクーポンの配布はすでに終了しています(延びたのは、持っているぶんの使用期限のほうです)。経緯は実食レビューに書きました。5社を並べるこの表は、割引を含まない金額でそろえました。
初回の割引は時期で変わるので、いまの条件は公式で見てください。
手料理サブスクのツクリオも、初回は割引価格で頼めます(初回注文限定・指定のクーポンコードの入力が必要・本特典は予告なく変更・終了する場合があります)。2回目以降の金額は、このあとのツクリオの節にまとめています。

5社の特徴。どんな家庭に向いてる?
シェフの無添つくりおき|添加物が気になる家庭に
冷蔵のみのサービスです。冷凍の選択肢はありません(公式にも「冷蔵でお届け」と明記)。冒頭に書いた「冷蔵か冷凍か」の分かれ目が、そのままここに効いてきます。
最大の特徴は、化学調味料・保存料を使わない調理。私たちに届いた5品は、全品とも原材料表示の「添加物」欄が「なし」でした(公式には「にがり・水酸化カルシウムなど、伝統的な製法において古来より使用される食品添加物を除く」と但し書きがあります。2026年8月16日時点。詳しくは後述)。
プランは2つあります。
| プラン | 内容 | 価格(税込) | 公式の想定 |
|---|---|---|---|
| 食卓サポートプラン | 主菜2種+副菜3種 | 5,173円+送料990円 | 大人2名+幼児1名の2日分 |
| 食卓おまかせプラン | 主菜3種(各2パック)+副菜6種 | 13,607円+送料990円 | 大人2名+小中学生2名の3日分 |
※価格は2026年8月10日時点。
私は少ないほうの食卓サポートプランにしました。公式によると1個あたり150〜300g程度で、公式の想定どおり2日はもった感覚です(むしろ少し残りました)。
知っておいたほうがいいこと:
- メニューは週替わりで、指定できません(おまかせ)
- 届いてから4日間もちます
- 変更・スキップ・解約の締切はお届けの6日前(九州・島根・青森は7日前)
- 初回分はキャンセルもお届け日の変更もできません
- 2026年8月時点で新規は「一世帯2枠まで」という受付制限があります
→ 実際に頼んで5品すべて食べたレビューはこちら: シェフの無添つくりおきの口コミ|原材料まで見返した正直レビュー
ツクリオ(旧つくりおき.jp)|量を重視する家庭に
同じく冷蔵で届く手料理サブスクです。管理栄養士監修のレシピをプロが手づくりして、週替わりで届きます。運営はレシピサイト『つくおき』と同じ会社です。
公式が「大人も子供も一緒に食べられる薄味」と明記しているのが、個人的にはポイントだと思っています。私が無添つくりおきを選んだ理由と、方向が近い。
プランは3つあって、世帯人数で1食あたりの値段がかなり変わるのがこのサービスの特徴です。
| プラン | 品数 | 総額(税込) | 1食あたり | 送料 |
|---|---|---|---|---|
| 2人前×週3食(6食分) | 主菜3品・副菜5品 | 7,990円 | 1,331円 | 無料 |
| 4人前×週3食(12食分)※1番人気 | 主菜3品・副菜5品 | 9,990円(初回5,990円) | 832円(初回499円) | 無料 |
| 4人前×週5食(20食分) | 主菜5品・副菜6品 | 15,960円(初回11,960円) | 798円(初回598円) | 無料 |
※4人前は大人2名+子ども2名、2人前は大人2名分の想定。2026年8月19日時点で公式サイトを確認しました。
※初回の価格は初回注文限定で、指定のクーポンコードの入力が必要です。本特典は予告なく変更・終了する場合があります。最新は公式サイトでご確認ください。
つまり夫婦二人だと1食1,331円で今回の5社では最も高くなりますが、4人家族なら832円まで下がります。家族の人数で評価が変わるサービス、という理解が正確だと思います。
知っておいたほうがいいこと:
- 注文も休会も解約もLINE上で完結します。Webの管理画面ではなくLINEなので、ここは好みが分かれるかもしれません
- 1週間から試せて、休会・解約は無料。継続回数の縛りもありません。ここは無添つくりおきより気楽です
- 日持ちはお届け日を含めて4日間(冷蔵)。メニューによっては冷凍保存もできます
- 週3食プランのボリュームは主菜が約350〜600g、副菜が約160〜300g(2人前プランは4人前の2/3量が目安)
- メニューは週替わりのおまかせです。アレルギーや苦手な食材に合わせて変更できるかどうかは、公式サイトの記載からは確認できませんでした(2026年9月2日時点)。ここが条件になる方は、申し込む前に直接確認してください
- 成分表示表(原材料と産地・栄養成分・特定原材料等28品目のアレルギー表示)が毎回同梱されます。しかも毎週のメニューは公式サイトで公開されているので、申し込む前に中身を見られます
- 注文・キャンセルの締切は配達日前週の水曜日中。決済は毎週木曜の朝で、決済が終わったあとのキャンセルはできません
- 配送エリアは日本全国(沖縄・離島など一部を除く)。ただし配送時間枠に限りがあるとのことなので、希望の時間があるかは登録時に確認を
- 東京23区は当日調理の「通常品」、それ以外の地域は前々日調理の「パワーシール」パッケージ。同じサービスでも届き方が地域で違います
nosh(ナッシュ)|メニューを自分で選びたい人に
冷凍宅配食では規模の大きいサービスです。
強みはとにかく選べることです。メニューを自分で選べて、糖質と塩分を抑えた設計。1食ずつ独立しているので「今日は外食、明日は家」みたいな不規則な生活に合います。
プランは4つあって、食数が多いほど1食あたりが下がります。
| プラン | 1食あたり(税込) | 初回特別価格 |
|---|---|---|
| 6食 | 719円 | 約470円 |
| 8食 | 644円 | 約457円 |
| 10食(一番人気) | 620円 | 約471円 |
| 12食 | 612円 | 約487円 |
続けるほど安くなる会員制度(nosh club)があり、公式表記では最安で1食492円(税込)まで下がります(適用条件は公式サイトで確認してください)。クーポンは1回目1,500円OFF・2回目1,000円OFF・3回目500円OFFという設計です。継続回数の縛りや解約金はありません。
ネックは送料です。地域別で1,023円(関西)〜1,918円(沖縄)かかります。関東は1,166円、北海道は1,713円。6食プランだと送料込みで実質1食900円前後になる地域もあるので、自分の地域で計算し直すことをおすすめします。冷凍庫の空きも必須です。
三ツ星ファーム|冷凍でも味に妥協したくない人に
おかず系の冷凍弁当では、味の評判が高いサービスです。
7食・14食・21食から選べて、まとめるほど1食あたりが下がります。
| コース | 総額(税込) | 1食あたり | 初回の送料 |
|---|---|---|---|
| 7食 | 6,485円 | 927円 | かかる |
| 14食 | 11,458円 | 819円 | 無料 |
| 21食 | 14,918円 | 711円 | 無料 |
送料は990円(北海道・沖縄は2,500円)。7食コースだけは初回から送料がかかります。冷凍庫のスペースはnosh以上に食います。
「まず1個だけ試したい」という人向けに、都度購入(1個から)も用意されています。
知っておいたほうがいいこと:
- 停止・解約は次回出荷予定日の4日前まで(公式アプリ・LINE・電話)
- 初回購入分は解約・キャンセル・変更ができません
- アレルギーには完全対応していません。全商品を同じラインで製造しているため、特定の食材を確実に排除することはできない、と公式に明記されています。アレルギーがある家庭は要注意です
要注意なのが「長期継続応援プラン」です。
公式に、通常より安い長期継続応援プランがあります(14食9,946円=1食710円/21食12,650円=1食603円)。安いのですが、条件をよく見てください。

- 14食または21食コースを合計6回続けることが条件
- 途中で解約すると、一律7,700円(税込)の解約手数料
- しかも途中解約は電話でのみ受付
1食603円(21食コース)という数字だけ見ると魅力的ですが、合わなかったときに抜けにくい設計です。私たちのように「まず続けられるか試したい」段階なら、通常プランから入るほうが安全だと思います。
ワタミの宅食ダイレクト|1食あたりの安さと、栄養の数値管理
おかず3品の「いつでも三菜」が主力で、今回の5社では1食あたりが最も安いです。冷蔵の「ワタミの宅食」を長くやってきた会社が、冷凍向けに作ったサービスだと公式に説明されています。
定期購入は2種類。メニューを自分で選ぶ「選べるセット」と、中身をおまかせにするセットがあって、おまかせのほうが少し安くなります。選べるセットの10食で4,744円、1食あたり475円。定期に縛られない都度購入もあります。
ただし送料が注文1回ごとにかかります。本州・四国・九州880円、北海道1,210円、沖縄2,420円(税込)。本州で計算すると10食5,624円で、実際は1食562円。それでも5社では最安ですが、475円という数字のままでは考えないほうがいいです。
なお初回はお試し割があって、三菜10食が3,990円(1食399円)。送料880円を足しても1回4,870円=1食487円です。ここは素直に安い。
このサービスの軸は、価格よりも栄養を数値で管理していることだと思います。しかもここが分かりやすいのですが、「三菜」と「五菜」で基準そのものが別に設定されています。
| 食材数(1食) | 熱量(10食平均) | 食塩相当量(10食平均) | |
|---|---|---|---|
| いつでも三菜 | 10品目以上 | 250kcal基準 | 2.0g以下 |
| いつでも五菜 | 15品目以上 | 350kcal基準 | 3.0g以下 |
※熱量や栄養素の補給につながる調味料の一部(油脂類、小麦粉などの粉類、砂糖、味噌など)も1品目として数えられています。栄養成分値は献立作成時の計算値です。
つまり「おかずを増やす」だけでなく、カロリーと塩分の上限もセットで上がる設計になっています。少なめに抑えたいなら三菜、しっかり食べたいなら五菜、と選び分けられるわけです。
管理栄養士がメニューを設計していて、お惣菜の種類は100種類以上。ここはnosh(糖質・塩分)と同じ「数字で管理する」方向で、無添つくりおきやツクリオの「原材料を絞る」方向とは別の設計思想です。
作っている場所も公開されていて、自社工場「ワタミ手づくり厨房尼崎センター」が食品安全規格のJFS-B認証を取得しています。加えて自社農場「ワタミファーム」の国産有機野菜や、放牧型グラスフェッド酪農の牛乳を使ったメニューも展開しているとのこと。「無添加」は掲げていませんが、素材と製造の情報開示はかなり具体的です。
知っておいたほうがいいこと:
- 注文が確定したあとの変更・キャンセル・返品はできません。ここは5社のなかでもはっきり厳しい条件です
- 長期の不在や受け取り拒否で商品が返送された場合も、商品代金・送料・実費の支払いが必要と明記されています。冷凍なので溶ける心配はありませんが、受け取れる日に届くよう指定することは冷蔵と同じくらい大事です
- 魚に骨が入っている場合があると公式に注意書きがあります
- 商品のリニューアルで、主菜名が同じでも中身が変わることがあるとのことです
- 上のお試し割は一人1セット・1回限りです。2回目からの通常価格で見ると失敗しにくいです
主力の三菜は250kcal基準なので、がっつり食べたい人には物足りないかもしれません。ただそこは五菜(350kcal基準・15品目以上)に上げれば済む話でもあります。「量は自分で選びたい、でも塩分とカロリーは勝手に整えてほしい」なら、ここが一番素直な選択肢だと思います。

結局どれがおすすめ?生活パターン別の答え

- 平日の夕食をほぼ任せたい+家族で取り分けたい → シェフの無添つくりおき or ツクリオ
- 帰宅時間がバラバラで使う日が読めない → nosh or 三ツ星ファーム
- 1食あたりの安さを最優先したい → ワタミの宅食ダイレクト(送料を足して計算すること)
- カロリーと塩分を数字で管理したい → nosh or ワタミの宅食ダイレクト
- 添加物や味の濃さが気になる → シェフの無添つくりおき
- 量を重視したい → ツクリオ(配送時間枠に限りがあるので、希望の時間があるかは登録時に確認)
- 冷凍庫に余裕がない → 冷蔵タイプ(無添つくりおき・ツクリオ)を選ぶ
- 週に1〜2回しか使わない、冷蔵庫も冷凍庫も常に埋まっている → この選択肢は先に外していいと思います。月あたりの金額のわりに使う回数が少なく、置き場所の取り合いになります
量を重視するなら、手料理サブスクのツクリオが4人前プランで1食あたりの金額が下がります。
迷ったときのために、私がどう決めたかも書いておきます
上の振り分けを見ても決まらない、という人もいると思います。私がそうでした。
5社を並べたうえで、私はシェフの無添つくりおきにしました。理由は1つだけで、「手を抜きたい、でも変なものは食べさせたくない」の後半が消えなかったからです。値段でも、片付けのラクさでもありませんでした。
正直に書くと、値段は5社のなかで高いほうです。冷蔵なので受け取りの期限も短いし、メニューも選べない。それでも選んだのは、原材料表示が短いものが届くほうが、私たちには重かったからです。
これは私の家の事情です。安さが最優先ならワタミの宅食ダイレクト、選びたいならnoshのほうが素直に合います。ただ「決められない」なら、自分の家が何を捨てられないのかを1つだけ決めると早いです。私は「中身が分かること」を残して、あとは全部捨てました。
※このうち私が実際に頼んだのは1社だけです。条件は変わるので、申し込む前に各社の公式サイトで最新をご確認ください。
添加物の表示を読み比べてみた
ここまでが選び方の答えです。以下は、私たちが一番気にした「原材料の中身」の話です。原材料の中身が気になる人向けの話になります。
原材料の扱いについて書けるのは、冷蔵の2社ぶんです(いずれも2026年8月10日時点)。
- シェフの無添つくりおき: 私たちに届いた5品すべて、原材料表示の「添加物」欄が「なし」でした(実物のラベルを確認)
- ツクリオ: 公式に「天然由来の添加物以外は、キッチンでは添加していない」「調理工程で保存料を一切使わない」と明記されています。ただし「成分表示にある添加物の多くは、調味料や加工品にもともと含まれているもの」とも書かれているので、表示上はゼロにはならないようです
冷凍の3社については、確かめきれたところまでで止めています。ネットで表示は見ているのですが、どのメニューを見たのか記録が残っていなくて、自信を持って書ける状態になりませんでした。メニュー数の多いサービスで、1品の表示から全体を語るのもたぶん正確ではありません。ここが気になる方は、各社の公式サイトで、自分が食べたいメニューの表示を直接見るのがいちばん早いと思います。
そして大事なのは、どれが優れているという話ではないということ。noshは糖質と塩分を数字で管理することが売りで、ワタミの宅食ダイレクトもカロリーと塩分と品目数を数字で置いている。三ツ星ファームは味の満足度が売り。そもそも狙っている方向が違います。「添加物を使わない」を正面から掲げているのは、この5社ではシェフの無添つくりおきだけです(ツクリオも保存料は使っていませんが、調味料由来のぶんは表示に残ると自ら書いています)。
だから選び方はこうなります。糖質や塩分を数字で管理したいならnoshかワタミの宅食ダイレクト。味を優先するなら三ツ星ファーム。原材料の中身が気になるなら無添つくりおき。自分の家が何を気にするかで、答えが変わります。
このうち無添加とnoshで迷っている場合は、2社だけを条件ごとに並べた記事があります。→ 無添加の宅食か人気のnoshか|迷って無添つくりおきにした理由
私たちは「手を抜きたい、でも変なものは食べさせたくない」だったので、無添つくりおきを選びました。私たちがそういう家だという話で、無添加かどうかは選ぶときの物差しのひとつです。
並べてみると「無添加」にも段階がある
1. シェフの無添つくりおき — 「1851年以前の調理法で再現できる素材だけ」という基準を公開しています。但し書きは「にがり・水酸化カルシウムなど、伝統的な製法において古来より使用される食品添加物を除く」(2026年8月16日時点)。この基準の中身と、届いた5品のラベルを1枚ずつ確認した話は実食レビューに書きました
2. ツクリオ — キッチンでは天然由来以外を添加しない・保存料も不使用。ただし調味料や加工品にもともと入っているぶんは表示に残る
3. nosh・三ツ星ファーム・ワタミの宅食ダイレクト — そもそも添加物の不使用を掲げていない。別の軸で勝負しています。noshとの詳しい比較は無添加の宅食か人気のnoshか|迷って無添つくりおきにした理由にまとめました

1と2は考え方がかなり近いです。どちらも「人工的なものは自分たちで加えない」という立場。
分かれ目は、調味料や加工品にもともと入っているぶんまで踏み込むかどうかでした。ツクリオは「そこは表示に残る」と正直に書いていて、シェフの無添つくりおきは原材料そのものを絞り込んでいる。実際、私たちに届いた商品のラベルは、原材料名がかなり短かったです。
この差は、各社が”どこまでを”無添加と言っているかを見ると分かります。気になる人は、そこまで見たほうがいいと思います。
そしてもうひとつ気づいたのが、冷蔵の2社(無添つくりおき・ツクリオ)はどちらも「薄味」「子どもと一緒に食べられる」を掲げていること。冷凍の3社は、糖質・塩分の管理や味の満足度といった別の軸を売りにしています。冷蔵か冷凍かという選択は、実は味の方向性の選択でもあるのかもしれません。
比べていて気になったこと
宅配食は高くない? 1食いくらくらい?
1食475〜1,331円くらい(送料別)。安いほうを選べば、コンビニでしっかり買うのと実は大差ないです。
違うのは「調理と献立決めの時間がゼロになる」こと。平日の1時間をいくらと見るか、の問題だと思ってます。
冷蔵タイプは共働きでも受け取れる?
クール便で曜日と時間帯を指定できます。私は土曜の午前中にしました。
ただしここは共働きにとって一番大事な注意点です。シェフの無添つくりおきの場合、クール便の保管期限は「お届け日を含めて3日間」で、期限を過ぎると商品は返送され、返金も再送もされません(公式の記載/2026年8月10日時点)。他社も似た条件のことが多いので、申し込む前に各社の記載を確認してください。受け取れる日を選ぶこと、無理なら再配達を確実に手配すること。ここだけは慎重に。
定期購入はすぐやめられる?

各社Webからスキップ・解約できます。ただ締切があるので、そこだけ初回注文時に確認しておくといいです。私は最初これを知らなくて、危うく2回目が届くところでした。
シェフの無添つくりおきの場合は次回お届け日の6日前まで(九州・島根・青森は7日前)。それと初回分だけはキャンセルもお届け日の変更もできません。
この記事の情報について
価格・送料・キャンペーン・締切などの条件は、2026年8月10日時点(ワタミの宅食ダイレクトのみ2026年8月15日時点)で各公式サイトおよび運営者自身の注文明細から確認したものです。
この分野は条件の変更が多いので、申し込む前にかならず公式サイトで最新の情報をご確認ください。この記事は情報が変わり次第、更新していきます。
まとめ|共働きの宅配食は「作らない日」を工夫で作る
宅配のごはんは料理をサボるためのものじゃなくて、平日の気力と時間を家族と自分に返す仕組みだと思っています。
まずは生活パターンで冷蔵か冷凍かを決める。それから初回割引で1週間試して、2回目以降の金額で続けるか判断する。この順番がおすすめです。
私はまず「シェフの無添つくりおき」を注文しました。実際どうだったかは、写真つきのレビューにまとめています。
そして、そもそも「今日はご飯を作りたくない」という日の選択肢は、宅食だけではありません。買ってくる・家のストックで組む・頼むの3系統に整理したのが夕飯を作りたくない日の逃げ道7つ|料理がめんどくさい夜の私の実例です。私たちはこれでデリバリーとテイクアウトが月4回から0回になりました。
